朝起きるのがつらい・・・。
そんなあなたにスッキリ目覚めるための方法をご紹介します。
今回は、実際に私が取り入れている中で効果があったモノに関してのみのご紹介とします。
是非みなさんも生活に以下の内容を取り入れてスッキリとした目覚めから素晴らしい一日を送ってください。
目覚めが悪くなる原因として、疲れやストレスがあげられます。
人はストレスを受けると「アドレナリン」というホルモンを分泌します。
(心拍数を上げたり、瞳孔を開いたり、血糖値を上げる原因となる)
長期間ストレスを受けつづけていると、アドレナリンの分泌はおさまりますが、次に「コルチゾール」というホルモンの分泌(肝臓で糖新生、筋肉でのタンパク質代謝、抗炎症及び免疫抑制などを行いステロイド系の薬としても使われる)が起こります。
ストレスが長く続くことで、このコルチゾールの分泌をする器官、副腎に負担がかかります。
また、ストレスが溜まりコルチゾールが増えると、睡眠にとって重要なホルモン「セロトニン」と「メラトニン」の分泌が減ります。
少しややこしいですが、このように、緊張し疲れていると睡眠の質が低下することがあり、すっきり快適に目覚めることが難しくなります。
ストレスにも様々な種類があります。
目次
快眠を妨げる原因となるストレスの種類とは?
1.人間関係のストレス
職場や家庭の人間関係など、心理的に常にストレスを感じている人はホルモンバランスなどを調節する機能が低下してきます。
睡眠と人間関係のストレスには関連があり、睡眠がしっかりととれていると心の状態も良くなるため人とのコミュニケーションも良くなるといえるでしょう。
2.多忙による不安感
やるべきことが多すぎたり、身の回りを整理整頓できていなかったりすると、寝る前に思い出して「やるべきことをきちんとやりきれるか?」といった不安を感じ、憂鬱になり眠れなくなるということもあります。
ストレスという言葉はカナダのハンスセリエが唱えたものです。生体が外部から寒さや熱、外傷、感情の揺れ動きなどの緊張に適応するために起こる反応として「適応症候群」と名づけそれらを分類しました、これらの反応は生体の防御反応として起こり、適応できないとさまざまな影響が体に起こります。
睡眠の仕組み
みなさんは、起きたときに気持ちよくすっきり目覚められるような睡眠をとれていますか?睡眠には疲労した体・脳を休息させ、回復する働きがあります。睡眠不足が長く続くと、一晩眠っただけでは取り返せない問題を心身に引き起こすことがあります。これが最近話題になっている「睡眠負債」と言われるものです。
知っている方も多いと思いますが、睡眠には、大きく分けて「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」の2種類があります。
寝ている間に眼球運動をしているのがレム睡眠、眼球運動をしていないのがノンレム睡眠です。
レム睡眠は体の睡眠、ノンレム睡眠は脳の睡眠と言われています。この2種類の睡眠が交互に繰り返されることで、体はリフレッシュされます。この仕組みにより、私たちは毎日元気に動ける体を維持しているのです。
<div class=”concept-box2″><p>睡眠のサイクルが崩れると、体と脳が回復できず、さまざまな不調を起こしてしまいます。もし、あなたが何かしらの不調を抱えているのであれば、睡眠を見直すことがとても重要です</p></div>。
・寝つきがよい
・夜中に目が覚めない
・朝の目覚めがスッキリ
これが毎日続く事です。
一方で悪い睡眠とは、その逆ということになります。寝付きが悪く、夜中に目が覚め、朝はなかなか起きられないという状態です。
質の良い睡眠がとれると、身体の疲労の回復がスムーズに行われます。それにより、日中に元気に楽しく過ごすことができるでしょう。
日々の生活の質を高める為にも眠りの質を高める事がとても重要です。
朝スッキリ目覚める方法7選
①寝起きにコップ1杯の水を飲む(常温)
寝起き時によく口の中がカラカラになっていませんか?
それは、眠っている間に寝汗などで体内の水分が失われているから。
人は寝ている間に、寒い冬場でもコップ1杯分の汗をかくと言われています。
それを補うために、寝起きは常温以上の水をコップ1杯飲みましょう。
お茶やコーヒー、ジュースを飲まれる方もいますが、あくまで水がベストのようです。
お茶やコーヒーにはカフェインが含まれており、利尿作用が強いため水分摂取しているつもりが、より体内の水分が抜けてしまう恐れがあるので要注意です。
②ベッドから手の届くところに上着や靴下などを用意しておく
特に冬場などは寒さ対策として、ベッドから手の届く場所にカーディガンなどの上着や暖かい靴下を用意しておくと良いでしょう。
寝起きの敵は単純に寒さです。
しかし、夜通し暖房をかけておくことは非経済的だし喉がやられがちなので、こちらがおすすめです。
③朝陽を寝室に取り込む
カーテンを少しだけ開けておくと、外が明るくなるにつれて、部屋に少しずつ光が入り自然に目覚めることができます。
個人的にはアラームよりも、朝陽で目覚めた方が寝起きの心地よさが100倍くらい違います。
④目覚ましを柔らかい音に変える
これは本当におすすめです。
「ピピピピピ!!!」など電子音で強い音の目覚まし音は、睡眠の満足度を下げてしまうことが分かっています。
なぜなら大きな音は危険信号だと身体が認識するためです。
交感神経が一気に優位になり、血圧も上がってしまいます。
皆さんも経験があると思いますが、ぐっすり眠れていたはずなのに、目を覚ますとどっと疲れを感じてしまうことも。
そうなれば、起きることはまず不可能。確実に二度寝してしまいますよね。
朝の目覚めの感覚は、その1日のモチベーションに直結します。
おすすめは、バイブレーションなしでお気に入りの曲を流すことです。
前向きなる歌詞や、爽やかな曲調であればすっきりと目覚めることができますよ。
⑤前日にタイマーで暖房をセットしておく
冬場におすすめなのがこちらです。
起床予定の30分前頃に暖房のタイマーをセットしておくと良いでしょう。
寒いと中々布団から出る決心ができません。
30分前に設定しておけば、夜通しつけっぱなしにしておくよりも、無駄な電気代や過度な乾燥も避けられます。
⑥自分に合った枕を使って眠る
「じぶんまくら」さんなどの店舗では自分の体型に最適の枕の高さやクッション材の材質を無料で体験いただけます。
スタッフさんも親切ですし、店舗に立ち寄られた際は是非体験してみてください。
⑦重めの毛布を使ってみる
軽い毛布よりも重い毛布の方が睡眠満足度が高いという研究結果がでています。
軽い毛布を使っていて睡眠満足度が低い方は是非重めの毛布を試してみてはいかがでしょうか?
⑧寝る一時間前にスマホの使用をやめる
なかなかスマホを手放せないと言う人も多いと思います。
そんな方はおやすみモードをおすすめします。
スマホの画面を暗くしておくだけでも、入眠の早さなど睡眠の質は向上します。
⑨朝、希望を持って目覚める
ご存じの方もいらっしゃると思いますが、麻生太郎氏が国会の答弁時に口にしたことで話題になりました。
山本太郎氏の「人が生きる上で大切なものは何か?」という問いに対して、当時の麻生大臣はこう答えています。
「朝希望を持って目覚め、昼は懸命に働き、夜は感謝と共に眠る」
小学生が日曜日に早起きをする感覚に近いものだと解釈していますが、ワクワクであったり、何か熱中しているものや好きなものがあると寝起きが驚くほどスッキリします。
最終的な目標はこの状態ですね。
いかがだったでしょうか?
一人でも多くの方が朝スッキリ目覚められることを心から祈っております。
素晴らしい朝の目覚めを手に入れ人生を明るく素晴らしいものにしていきましょう!